てんやわんやの「蚤の市フェス」—その2

ということで、順延を経て、小雨のなかで屋内イベントとして開催されたなごみの郷「蚤の市フェス」第2弾レポートです。

今回のイベントの隠れたテーマは会員同士の交流。助け合いが基本の郷にとり、会員交流は重要なテーマです。できるだけ多くのひとに来て欲しい!というのが本音。そのための仕掛けが無料で振る舞う本場・山形の「芋煮会」でした。蚤の市のなかに「芋煮会」という2重の集まりがあるように見えるのですが、芋煮会のプロ兼、責任者となってくれたKサポーター曰く「芋煮を食べるなんて、山形じゃ言わん。芋煮会をやるというのが正しい」とのことで「蚤の市フェス!芋煮会もあるよ(無料)」という表現になった次第です。

その1でご報告したように、当初の予定を一週間順延した今回、食材買い付け&下調理の女性チームには大変な負担がかかりました。一週間持つ食材は各自自宅の冷凍庫に持ち帰り保管。日持ちしないネギや里芋は、近所に無理やり分けて処理。順延分は再び買いだし。

つくるのは百人分です。下ごしらえも大変で、手分けして持ち帰った芋の皮むきだけでも、1人平均50個。辛かったわ!の声が聞こえてきます。当日は8時に集合し、大きな鉄鍋で煮込みます。責任者は山形の男、Kサポーター。火加減から味付けまで、誰も口は挟めません。そう、芋煮会は男の仕事なのです。(でもKさんは、普段はとっても温和でやさしい方です)

努力の甲斐あって、芋煮会は大盛況!見てください、この大鍋の圧倒的な迫力。しかも味は抜群。雨で参加者が減ったのも芋煮会に関しては朗報でした。当初は1人一杯の予定が、3杯お代わりOKとなったのです。いや〜美味しかったなぁ。

さらに嬉しかったのは、スティールギターの名プレーヤー、Wサポーターが、急遽、機材持参で飛び入り参加してくださったことです。美味しい芋煮会に素敵な音楽。いつものことながら結果オーライで大成功となったのでありました。最後までお読みいただきありがとうございます!