大いに盛り上がりました。第3回 郷フェスティバル!
こんにちは。なごみの郷 鹿嶋・事務局です。まずは、台風19号の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災された皆さまが、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。
鹿嶋でも、かなりの家屋で瓦が飛び、停電が続き、街路樹は倒れるなど、台風は、かなりの傷跡を残しました。郷フェスも台風の影響により、2週間も順延。時間的余裕があったはずなのに、台風被害の片付けになどに追われ、準備が終了したのは、開催日ギリギリでした。(女性陣より、男性陣が余裕かましていたせいでしょ!と叱られました。)
郷フェスのコンセプトは「大人の文化祭」。年に一度ではあるけれど、会員が演者となって交流することで、心の健康を育もうというイベントです。今回の会場は、社交ダンスのスタジオ「舞夢(まいむ)」さん。壁一面が鏡張り、ミラーボールを始め、照明や音響設備も充実した素敵なスタジオです(快くお貸しくださったマスター、感謝です!)
オープニングは「おしゃべりカフェバンド」です。週に一度、お弁当を持参しておしゃべりする会から生まれた10人構成のコーラス・グループです。バンド・マスターはギターのIさん(御年78才。)若き頃は、大企業勤務の傍ら、赤坂のクラブで活動するハワイアンバンドでリズムギターとして活躍。結婚を機にギターは仕舞いこんでいたそうですが、フェス出演をきっかけに50年ぶりに愛器を取り出しての参加となりました。
ご本人曰く「55才で家内を失くし、60才で鹿嶋に移住したんだけれど、ずっと一人ぼっち。おしゃべりカフェと出会わなければ、再び人前でギターを弾くこともなかっただろうね。昔の自分を取り戻した感じで、本当に幸せだよ」。素晴らしい演奏でしたよ、Iさん、来年もよろしくお願いしますね!
カラオケ大会、ウルトラクイズ、じゃんけん合戦などを経て、お昼です。低予算のなかで、女性有志が知恵を絞ってつくる手作りメニューはいつも大人気。今年は「豚汁」でした。前日から約100人分を仕込み、愛情も注ぎ込んだ豚汁が旨くないわけがない。あちらこちらで「美味しい!おかわりある?」の大合唱です。お弁当チームの皆さま、本当にありがとうございます。
第2部のオープニングは、郷フェスの目玉バンド「立花真由美と楽しい仲間たち」。往年の人気番組「スター誕生」からプロ・デビューした経験を持つ、歌唱力抜群の立花さん。前回のフェスでは、なごみの郷のために「鹿嶋想い人」を作詞・作曲してご披露くださいました。美しい鹿島灘を題材に、悲しい別れを綴ったバラードは、初めて聴く女性会員たちの涙を誘いました。そして今回、新曲が加わったのです。
なごみの郷への愛があふれる、その曲名は「なごみの郷へ」。前曲と違い、アップテンポでノリノリのナンバーです。おしゃべりカフェのコーラス部隊もサビで参加し、会場はいっきに興奮のるつぼに!いつかCD化して、日本中のひとにも聴かせてあげたいなぁ。
FM局の皆さま、もしこの拙稿をお読みになりましたら、ぜひ、なごみの郷までご連絡願います!こんな素敵な曲を私達だけの楽しみに終わらせるなんて、音楽界の損失ですよ!
伝言ゲームや玉入れ、そして本フェスのために結成された「なごみの郷踊り子会」さんのリードで、全員で「ソーラン節」を踊り、楽しい郷フェスは無事に終了。またひとつ忘れられない一日となりました。ご協力いただいた会員諸氏、最後までお付き合いくださった読者の皆さまに感謝を申し上げつつ、第3回郷フェスの報告とさせていただきます。ありがとうございます。